ブルガリア便り

ブルガリア隠遁生活 

ブルガリアの道はガタガタなのが有名?

私がブルガリアの首都ソフィアに来て最初に驚いたのは歩道の汚さです。
ガタガタ・ギザギザ・穴だらけ・糞だらけで段差が多くて上を向いて歩いていられません。
この前も歩道の出っ張りにけつまずいて顔から地面に突っ込んで眼鏡レンズに傷を作りました。割れたレンズはブルガリアの眼鏡屋で通訳無しで「外国語自動翻訳機」
「眼鏡のレンズを交換したい」⇒ Искам да сменя стъклата на очилата .

を使ってレンズ交換をしました。
紫外線防止レンズは日本製で(左右2個のレンズで210レヴァ)、15,000円もしました。
寄る歳なみのせいかも知れませんが普通に歩いていても、この通リ非常に危険なのです。

※高齢者は、くれぐれも足元には注意しなければなりません。
「子供叱るな来た道だ、年寄り笑うな行く道だ。」
道に関して言えば日本の東京の方が圧倒的に整備されていて綺麗です。
雨が降ると水溜まりが池のようになって車に跳ねを上げられて大変です。
冬場は雪が多く、道が滑って非常に危ないのです。
ヨーロッパでは、高齢者でなくても若者でも危険が有ります。

近所に買い物に行くのも転倒・骨折の恐れが有り、寝たきりになったらお終いです。
それと野良犬が多く、道は糞だらけで夜は暗くて見えないのでうかつに歩けません。
私は明るい昼間しか外出しません。暗い夜は糞を踏んずける危険が有るからです。
まして、こんな道で転倒したら全身糞まみれになってしまいます。
ブルガリアの野犬(狂犬病の予防注射済み)

実際、ベタベタふんずけて歩いているケースが多いのです。
ブルガリアは靴を脱ぐ習慣が無いので、部屋の中まで土足でズカズカ入って来ます。
歯医者に行っても、日本のようにスリッパに履き替えるのではなく、靴の上にビニールを被せて診察室に入ります。
車道は綺麗ですが、ロマ(ジプシー)の馬車が通るので馬糞がボタボタ落ちています。
日本人はヨーロッパの街はさぞかし上品な所かと思いきや、実際は糞だらけな所なのです。
ロマの馬車(馬は馬糞のにおいがする)

首都のトラム(路面電車)も東京では廃車になっていそうな旧式なもので、乗車口の階段の段差が急なので年寄りにはキツいでしょう。


東京は自転車が多過ぎて違法駐輪が問題になっていますが、ソフィアでは自転車はまったく停まっていません。
道に自転車を止めて置くとロマ(ジプシー)が担いで盗んでいくからです。

私の自転車

自転車の鍵も日本のような車輪に付いている形式ではなく、チェーンで自転車ごと木に縛り付けて担いで行けないようにするものです。
アパートに停めるのも下の階に置いておけば盗まれるので、上の階まで担いで持って行き自分の部屋のベランダに置いています。

自転車はベランダに置く

部屋で靴を脱ぐ習慣の日本では、部屋を自転車で突っ切るのは考えられない事です。
私は車は自転車しか乗りません。
自転車なら要らなくなったら、そこらに放って置けばロマが持って行ってくれます。
ブルガリアで自転車が普及しない理由は、冬が寒過ぎるからです。
夏場は良いですが冬は雪が多くて道路が凍結し、寒過ぎて自転車なんて乗っていられません。

ブルガリア・ソフィアの雪



ガタガタの道を綺麗なお姉さんが下を向いて歩いています。

公園は犬がいっぱいで糞だらけです

飼い犬の糞を取っている人は稀です。

ブルガリアのカタツムリはでかいです。5㎝以上はあります。エスカルゴ。

ブルガリアにも蚊取り線香が売っています。

ブルガリアの公園にはヘビも居ます。


公園にはカモも居ます。

リスも居ますが、すばしこいので写真は有りません。